漫画家の故中沢啓治さんが、自らの被爆体験を基に描いた漫画
「はだしのゲン」について松江市教育委員会が昨年12月、市内の
全小中学校に対し、児童生徒に貸し出さないよう要請し、松江市の
全校はこれに応じていた。
首をはねたり、女性を乱暴したりする過激な描写があることが問題と
されたそう。
出版している汐文社(ちょうぶんしゃ)によると「学校現場における
こうした措置は聞いたことがない」という。
「原爆の悲惨さを子供に知ってもらいたいとの願いで描かれた作品。
閉架によって風化しないか心配だ。こんなに悲しいことはない」
と訴える。
この漫画をよんだせいで、暴力的になったとか事例がある
わけでもあるまいし、禁止する理由が理解できない。
ラベル:はだしのゲン